2009年12月4日(金)歴史の一点から全体へ

いかがお過ごしですか。新所沢教会の長石です。
私たちの生活の場には、様々な生活圏があります。目に見える生活空間には、地上・地下・空といった生活圏があり、しかもそこには様々な命ある生き物が不思議な連鎖をもって生息しています。
エコロジーとは、本来生態学の一分野を指す学問用語でしたが、今日の環境問題をきっかけに、生物、社会、文化などを視野に入れた環境全体を指す言葉として広く使われるようになりました。ということは、今後もエコロジーの内容は、時代の進展とともにますます広く、深く、複雑になっていくものでしょう。
しかし旧約聖書詩編8編にはこうあります。

「あなたの天を、あなたの指の業をわたしは仰ぎます。月も、星も、あなたが配置なさったもの。そのあなたが御心に留めてくださるとは 人間は何ものなのでしょう。人の子は何ものなのでしょう。あなたが顧みてくださるとは。」

どんなに時代が進んでも、創造者なる神は変わりません。また神が顧みて下さる人間の身分も変わりません。それはただ、神が遣わされた一人の人、救い主イエス・キリストの福音を通してもたらされる神の恵みです。
神は、今から約2000年前、30数歳の聖なる生涯の後、死んで復活された救い主イエスを通して、私たち人間を顧みて下さいます。あなたがイエスを信じるなら、その信仰が神との関係を回復する命の絆となるのです。