2010年1月13日(水)何故、男と女なのか

いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
今週は、「男と女」「男性と女性」のお話しをしています。
今日は、「男と女」「男性と女性」の秩序についてお話しします。みなさんは、「男と女」と言いますか? それとも、「女と男」と言いますか。ただ言葉の順序のことをここでは言っているのです。

英語では、そこに集まる人々に呼びかける時、“Ladies and gentlemen…”と、呼びかけます。「女性の方々、並びに男性の方々」というように、女性に敬意を払っています。でも、日本語になるとやっぱり、「紳士、淑女の皆様方」というように、男性の方が先に来ます。

では、聖書ではどう言っているでしょうか。やっぱり順番があります。最初の人アダムが造られ、そのアダムのあばら骨の一部から女性が造られたと、聖書には書いています。造られた順番からいうとアダム、すなわち男が先で、エバ、すなわち女はその次に造られました。
造られた順番に従って、「アダムとエバ」というように、最初の人間のことを私たちは呼んでいます。「エバとアダム」というより、やはり「アダムとエバ」というのが普通です。

今日は神によって男と女が造られた順番のお話しをしました。まず、アダムが造られ、それからエバが造られました。最後に、そのことが書かれている聖書の個所をお読みします。お聞きください。

「主なる神は、人、すなわちアダムを深い眠りに落とされた。アダムが眠りこむと、あばら骨の一部を抜き取り、その後を肉でふさがれた。そして、アダムから抜き取ったあばら骨で女を造り上げられた。」