2010年3月15日(月)光として来られたキリスト

いかがお過ごしですか。新所沢教会の長石です。
イエス・キリストとはどういうお方かを知る上で、ヨハネ福音書12章46節は重要です。イエスはこう語っておられます。

「わたしを信じる者が、だれも暗闇の中にとどまることのないように、わたしは光として世に来た。」

ここには二つの力強いメッセージがあります。一つは、「わたしは光として世に来た」と言われるとおり、御自身が世の光であるという点です。つまり光について教えを説くとか、光に向かって導くというのではありません。御自身が光そのものであると、その宣言がここにあります。
もう一つは、光であるイエスが自分の方から世に来られたという点です。人間が光について考えたり、見出そうと努力したり、そこに到達するために道を求めたりする必要はありません。光そのものが私たちのところに来てくださったのです。

これはなんという恵みでしょうか。ここでいう「光」とは、もちろん肉の目で見える光線のことではありません。人の心を照らす光、人に命を与える神の光、すなわち神がくださる永遠の命のことです。イエスは人間が暗闇の中にとどまることのないように、光として世に来てくださいました。ですからこの方を救い主として信じ受け入れる時、私たちの中に永遠の命の光が差し込むのです。ぜひイエス・キリストを信じて、永遠の命をご自分のものとしてください。