2010年3月16日(火)世を救うために来られたキリスト

いかがお過ごしですか。新所沢教会の長石です。
イエス・キリストは私たち人間に何をしてくださったかを知る上で、ヨハネ福音書12章47節は重要です。イエスはこう語られました。

「わたしの言葉を聞いて、それを守らない者がいても、わたしはその者を裁かない。わたしは、世を裁くためではなく、世を救うために来たからである。」

ここには、神と人間の二つの事実を語る力強いメッセージがあります。一つは、キリストの言葉を聞いても、それを守らない者がいること。もう一つは、それを守らなくてもキリストは裁かれないということです。人間の罪にもかかわらず、それを赦して下さる神を知ることは、新しい人生に入るために欠かせません。私たちは皆、自分の罪は軽く見る傾向があります。しかし聖なる神の前には完全ではありません。神の言葉である聖書を読むとき、心の中が露わにされ、自分に罪があることを知らされます。

しかし大切なことは、神はその罪を見て赦すことを願っておられるということです。イエス・キリストは世を裁くためではなく、世を救うために来られました。ですから自分の罪を隠したり、認めないのでは、救い主との出会いはありません。自分の罪を認め、罪について正しく教えていただくことから、新しい人生は始まります。あなたは聖書を通して、赦しの神に出会うのです。その招きにぜひ応じて下さい。