2010年4月14日(水)永遠の栄光

ご機嫌いかがですか?上福岡教会の木村恭子です。
私たちの人生には、日々多くの労苦があります。たくさんの苦しみがあります。それは、イエス・キリストを信じている人も、そうでない人も同じです。

ですが、新約聖書の中でパウロという人はこのように言っています。
「わたしたちの一時(いっとき)の軽い艱難は、比べものにならないほど重みのある永遠の栄光をもたらしてくれます。」コリントの信徒への手紙二 4章17節です。

パウロは、イエス・キリストを信じて歩む人生の中で出会う艱難、苦しみは、私たちに永遠の栄光を与えてくれると教えています。それは、苦しみや困難が修行のように、私たちの人生に役に立つということではありません。あるいは、苦しみに耐えることが立派な行いとして神様に受け入れられ、そのご褒美として、私たちに永遠の栄光が与えられるということでもありません。
私も、できることなら苦しみや困難は避けて通りたいと思います。ですが、このような苦しみや困難の中で、はじめて弱い自分を知り、神様に目を向け、神様の助けを求め、そして神様の愛と恵みを経験するということも真実です。
人生の苦しみを通しても、神様は私たちに愛を示してくださり、永遠の栄光へと導いてくださる、そういうこともあるのです。