2010年4月28日(水)身代わりとしての十字架

ごきげんいかがですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
イエス・キリストは全人類の王として、すべての人の身代わりに十字架の呪いの死を死んでくださいました。そのことはイエス・キリストが十字架の上で叫ばれたお言葉からも分かります。イエス・キリストは十字架の上で次のように叫ばれました。「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」(マタイ27:46)。

これは、本来、罪人である私たち一人一人が口にすべき言葉でありました。けれども、イエス・キリストはその私たちに代わってこの言葉を叫んでくださったのです。イエス・キリストは神の御子としていつも「アッバ、父よ」と親しく呼びかけられました。けれども、この時は「わが神、わが神」と呼ばれたのです。それはイエス・キリストが私たちに代わって、神から見捨てられるという絶望の死を死んでくださったことを教えています。

よって、イエス・キリストを信じるものたちは、もはや絶望の死を死ぬことはありません。なぜなら、イエス・キリストがこのわたしに代わって神から見捨てられるという絶望の死をすでに死んでくださったからです。そしてその死から三日目に甦られたからです。それゆえイエス・キリストを信じるならば、あなたも平安の内に死を迎えることができるのです。