2010年6月29日(火)万事を益とするために

いかがお過ごしですか。新所沢教会の長石です。
気分転換は大切であり、上手にとれば新たな活力となります。仕事や、勉強や、家事の合間に、背伸びをしたり、深呼吸をするだけで気分が一新して、また新たな思いで集中できます。さらに散歩したり、時には休暇で旅行に出掛けるなら、効果はさらに大きいでしょう。そうして元の働きに戻るなら、大きな回り道をしても必ず全てが益とされることは誰しも経験しています。

ローマの信徒への手紙8章28節には次の言葉があります。「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。」これは、いつも心に留めておくべき教えです。但し何でも都合の良いように、自分本意にこの言葉を理解しては困ります。万事が益となるためには、条件があるからです。すなわち「神を愛する者たち、つまり、ご計画に従って召された者たちには」という条件です。神を信じ、神を愛することが必要です。

本来あるべき所に立って生きる者に、神はその全能の力を働かせて、万事を益として下さいます。そのために、神はイエス・キリストによる一つの救いを与えて下さいました。救いは一つですが、それを受け入れる者に神は万事を働かせ、時には災いさえも用いて、益として下さいます。これが偉大な神から頂く恵みです。