2010年7月7日(水)神の言葉に生かされて

いかがお過ごしでいらっしゃいますか。せんげん台教会の浅野正紀です。
神様は私たちのことをよくご存じです。ですから、神様は私たちに毎日、必要なものを与えて下さいます。与えられているものはどんなこともすべて、私たちにとって必要なものです。

ただこう言われると反発したくなるかもしれません。それは、私たちの目から見るとなぜ必要なのかわからないことが、与えられることがあるからです。「なぜこんなことが自分に起るのだろうか」と思いたくなるようなつらい体験、私たちの目からはただ不可解でしかない苦しい試練などです。私たちは、このような苦しい経験をした時に「あなたには、必要なものが与えられています。このつらい経験もあなたにとって必要だから、神様が与えてくださったのです」と言われたら、反発したくなるかもしれません。

ただ、だからこそ聖書の言葉に耳を傾けてほしいのです。イエス・キリストは、「人はパンだけで生きるものではない。神の口からでる一つ一つの言葉で生きる」と言われました。
このイエスの言葉は、毎日食べ物が与えられ、着るものが与えられ、住む家が与えられるならば、満たされた人生を送ることができるというわけではないことを教えてくれます。私たちは、神様が私たちといつも共にいて、私たちに本当の力を与えてくれるからこそ、今日も生きていくことができるのです。