2010年7月22日(木)神様を忘れてはならない

ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井です。
旧約聖書には、昔エジプトの地で奴隷として苦しい生活を送っていたイスラエルの民を、神様が救ってくださったお話が記されています。しかし、イスラエルの民がエジプトから神様の約束された目的地に入るために、彼らは40年間も荒れ野を旅することになりました。イスラエルの民はこの荒れ野で神様の訓練を受ける必要があったからです。
やがてこの訓練が終わり、イスラエルの民がいよいよ約束の地に入ろうとしたときです。イスラエルの民のリーダーであったモーセは彼らに次のような指示を語りました。「あなたたちは40年間の荒れ野の生活の中で、神様があなたたちを助け導いてくださったことを忘れてはならない。そしてこれからもその神様を礼拝し、神様に従っていきなさい」と。

このモーセの指示はイスラエルの民にとってとても大切なものでした。
なぜなら、このことを忘れなければ彼らは約束の地で祝福された人生を送ることが出来たからです。そして、もしこの指示を忘れてしまうなら、約束の地は彼らにとって呪いの地に変わってしまうからです。このモーセの指示のように私たちに大切なのは、どこにあっても神様が私たちと共にいてくださることです。そうすれば神様は私たちのいるその場所を祝福の地と変えてくださるのです。

聖書の言葉
「あなたをエジプトの国、奴隷の家から導き出された主を決して忘れないよう注意しなさい。あなたの神、主を畏れ、主にのみ仕え、その御名によって誓いなさい。」申命記6章12節、13節です。