2010年7月28日(水)手を取ってくださる神

いかがおすごしですか。三川栄二です。
今週は、聖書が教える神さまとは、どのような神さまかを考えていただいています。わたしたちと共にいて、苦しみをも共にしてくださる神は、わたしたちの手を取って、一歩一歩導いてくださる神でもあられます。神はわたしたちに、こう約束してくださいます。
「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る」(新改訳イザヤ書41:10)。

神がご自分の右の手を差し出して、わたしたちを守ると約束してくださいました。そしてさらにこう言われます。「わたしは主、あなたの神。あなたの右の手を固く取って言う。恐れるな、わたしはあなたを助ける」(イザヤ書41:13)と。今度はわたしたちの右の手を取って、わたしたちを助けるとも約束してくださるのです。一方は神の右手、もう一方はわたしたちの右手です。神の手とわたしたちの手が重なり合って、神がわたしたちをがっちりと掴んでくださり、捕らえてくださって、一歩一歩を導いて行ってくださるのです。

わたしたちと共にいて、わたしたちの手を握ってくださる神の手はどんなに力強いことでしょう。ぎゅっと掴んで、決して離れないように、しっかりとつかんでいてくださいます。その神の手に握り締められながら、新しい今日が始まっていきます。わたしたちも、この神の手を握り返しながら、今日を始めていきましょう。