2010年9月14日(火)スポットライト

お元気ですか。横浜中央教会の立石です。
私は今年、舞台の照明係をしたことがあります。家内がやっております婦人コーラスグループが、コンサートを開きましたとき、客席の上にありますコントロール室で、舞台の照明を明るくしたり暗くしたりするのです。
スポットライトのまえに赤いフィルムを置きますと、舞台が夕暮れのように赤くなります。雪国の歌を歌う時は青色のライトにしました。歌の曲調に合わせて、舞台の照明の色を変えるのです。
ところが色を強くしようとしまして、フィルムを2枚重ねてレンズの前に置きました。そうしたら焦げ臭いにおいがしてきました。あわててフィルムをとり出したのですが、2枚のフィルムは熱でくっついてしまいました。まあ火事にならなくてほっとしました。

さてみなさんは、あなたの人生という舞台であなたの顔に照明を当てている方を知っておられるでしょうか。実は私たちは楽しい時には顔が輝いていますが、苦しいとき、悲しいとき、顔は落ち込んでしまいます。心の状態はすぐに顔に現われます。

神様は、私たちに人生という舞台で信仰のスポットライトを当ててくださいます。観客席には私の知らないたくさんの観客たちが、私を見ています。そんな舞台に立ちたくない、誰にも今の私の顔を見せたくない。そう思っても私たちは人生の舞台に立たねばなりません。会社では上司や同僚たちが、学校では生徒たちが、主婦を見つめるご近所の目、赤ちゃんや子どもたちの目。そんな目の前に、私たちの顔には信仰の喜びが輝いているでしょうか。
大丈夫、神様が元気が出るように、あなたの顔に今日も明るいスポットライトを当ててくださいます。