2010年9月30日(木)主の仰せは清い

いかがお過ごしでしょうか。湘南恩寵教会の鈴木牧雄です。
今日も最初に、聖書の言葉に耳を傾けたいと思います。
詩編12編6節からです。

「主は言われます。
『虐げに苦しむ者と
呻いている貧しい者のために
今、わたしは立ち上がり
彼らがあえぎ望む救いを与えよう。』
主の仰せは清い。
土の炉で七たび練り清めた銀。
主よ、あなたはその仰せを守り
この代からとこしえに至るまで
わたしたちを見守ってくださいます。」

聖書の教える信仰とは、どのようなものでしょうか。神の救いの約束を信じる私たちの心の強さ、あるいは、神の約束の言葉を守る私たちの熱心さのことではありません。
聖書を読むと、一貫して、主なる神が私たちに救いを約束してくださり、その救いを決して忘れることなく、「今、わたしは立ち上がり彼らがあえぎ望む救いを与えよう」とおっしゃってくださっています。そして、主なる神が約束どおり果たしてくださったその救いを、信心深いわけでもない私たちが感謝していただくこと、これが、聖書の教えている恵みの信仰です。

ですから主なる神を信じた者は、「主よ、あなたはその仰せを守り、この代からとこしえに至るまでわたしたちを見守ってくださいます」と言って、主の救いの約束から離れられなくなるのです。主の救いを信じましょう。