2010年11月2日(火)互いに仕え合いなさい

いかがお過ごしですか。新所沢教会の長石です。
聖書には、神を信じる信仰とともに、それがもたらす人間関係の祝福、すなわちキリストの教会についても教えています。エフェソ5章21節には次のような勧めがあります。

「キリストに対する畏れをもって、互いに仕え合いなさい。」

キリストの教会もまた、社会に存在する人間関係の一つですが、それを成り立たせているのは信仰、すなわちキリストに対する畏れの信仰です。
キリストは神の御子でありながら、人間を罪と滅びから救うために人となって世に生まれ、限りないへりくだりをもって私たちの罪を負い、十字架の死により贖い、救って下さいました。これを信じる信仰が、私たちを神の前に畏れをもってへりくだらせ、互いに仕え合う関係へと導くのです。互いに仕え合うとは、相手の出方を見て自分の態度を決めるのではありません。相手が誰であれどんな態度であれ、キリストを信じる信仰の故に、自ら主体的に仕える姿勢をもって人間関係を築いていくのです。これがキリスト教会を成り立たせる人間関係の原則です。

実際この教えの後に夫婦関係、親子関係、社会の主従関係が述べられますが、何れもこの教えを基礎に述べられています。あなたもぜひ教会にお越し下さい。そこには、互いに仕え合うことから健全に広がる人間関係の基礎、神を信じる信仰者の交わりがあります。