2010年11月3日(水)強くなりなさい

いかがお過ごしですか。新所沢教会の長石です。
聖書には「強くなりなさい」と教えた箇所があります。エフェソ6章10節がそれです。

「最後に言う。主に依り頼み、その偉大な力によって強くなりなさい。」

ここで言われるように、信仰者は強くならなければなりません。世間では、弱いから信仰に入ったという見方があるにしても、信仰者はそこに甘んじることなく、強くなれるし、強くならなければなりません。
そこで大切なことは、どういう意味で強くなるかということです。それは霊的に強くなること、つまり「主に依り頼み、その偉大な力によって」強くなることです。生ける主に依り頼む時、主が私たちを強くするために霊的な武具を下さいます。聖書は「悪魔の策略に対抗して立つことができるように、神の武具を身につけなさい」と語り、霊的な武具について語ります。真理の帯、正義の胸当て、平和の福音を告げる準備としての履き物、信仰の盾、救いの兜、霊の剣としての神の言葉。これらは血肉に対する戦いの武器ではなく、神が下さる霊的な武具です(エフェソ6:11-17参照)。

キリストはこうした霊の武装によって人として生涯を送り、身代わりに十字架にかかり、人類を罪と滅びより救って下さいました。ここに真の強さが示されたのです。私たちもこの方を信じる時、真の力に満たされ強くされます。真の平和はこの霊的な力によって世界に広がるのです。