2010年12月29日(水)この世を正しく裁く方

ごきげんいかがですか。羽生栄光教会の村田寿和です。

2010年もそろそろ終わりになりますが、皆さんはこの世界にも終わりがあることを御存知でしょうか。聖書は世界の終わりがイエス・キリストの再臨によって訪れるということを教えています。

天から来られたイエス・キリストは生きている人と死んだ人とを裁かれるのです。新約聖書の使徒言行録、第17章(30、31節)でパウロは次のように言っています。「さて、神はこのような無知の時代を、大目に見てくださいましたが、今はどこにいる人でも皆悔い改めるようにと、命じておられます。それは、先にお選びになった一人の方によって、この世を正しく裁く日をお決めになったからです。神はこの方を死者の中から復活させて、すべての人にそのことの確証をお与えになったのです」。

今からおよそ2000年前にユダヤの地で起こったイエス・キリストの十字架と復活は、終末の裁きの先取りでありました。イエス・キリストは世の終わりを待つまでもなく、すべての人の罪を償うために十字架の上で死んでくださったのです。
そして、神様はイエス・キリストを信じるすべての人を正しい者としてくださることを示すためにイエス・キリストを死から三日目に復活させられたのでありました。それゆえ、私たちが世の終わりにイエス様から問われる第一のことは、「あなたはわたしを信じましたか」ということであるのです。このことを年の瀬にあたって覚えていただきたいと願います。