2013年1月25日(金)福音の素晴らしさ

 いかがお過ごしでしょうか。江古田教会の風間義信です。
 新約聖書の最初には、イエス・キリストを伝えるために書かれた四つの福音書があります。この福音書の「福音」は、「良き知らせ」ということでして、イエス様の教え、なされたこと、これらすべてがわたしたちにとって良き知らせです。

 ところが、聖書の中にはたくさんの「〜してはならない」、「〜しなさい」との厳しい教えが出てきます。とても厳しく、恐ろしい響きであり、わたしたちをちぢこませてしまいそうです。わたしたちをそうさせることが聖書の書かれた目的なのでしょうか。いいえ、そうではありません。
 
 ヨハネによる福音書20章31節には「これらのことが書かれたのは、あなたがたが、イエスは神の子メシアであると信じるためであり、また、信じてイエスの名により命を受けるためである。」と書かれています。そのように、聖書はわたしたちを切り捨てるためにあるのではありません。確かに神様の思いから外れてしまうことは罪とされますが、この罪をわたしたちの身代わりとなって受けてくださったのがイエス・キリストの十字架です。なぜならば、わたしたちは代わっていただけるほど価値ある者だからです。

 これを伝えるのが「福音」です。先ほど紹介した聖書の言葉が、「信じてイエスの名により命を受けるため」と言っていますように、イエス様を信じ、従う者がさらに整えられていくように、「福音」はあなたに向かって語られているのです。