2013年7月18日(木)神さまの慰めの中で

 いかがお過ごしでいらっしゃいますか。田無教会の安田です。
 人は誰でも、心やからだが弱ることがあり、大きな失敗をしたり、くじけたりして、自分のすべきことができなくなってしまうことがあります。わたしには、そういうときがたくさんありましたし、今もあります。
 特にひどくへたりこんでいたときに、友だちがかけてくれたひと言は、わたしの励ましとなりました。「安田さんがどんなふうに自分を考えたって、僕には必要な人なんだ」。

 人は、たくさんの励ましを必要としています。わたしは、たくさんの励ましをいただいて、今まで生きてこれた、と思います。
 この励ましの言葉の根っこには何があるのか。イエスさまを信じて、イエスさまのお父さまでいらっしゃる天におられる神さまが、わたしのお父さまとなってくださったことを知ってから、そのことを少しずつ深く教えられてきたと思います。

 本当に励ます言葉は、もっと頑張れ、とは言いません。深く受け入れ、慰めて、それでいてわたしの思いを超えるところへとわたしを押し出す強い力を持っているのです。わたし自身や、わたしが見ているものについての、違う見方を教えてくれる知恵にあふれています。
 天のお父さまは、そのような本当に励ます言葉を、絶えず語りかけてくださるお方です。聖書にこう書いてあるとおりです。「主はわたしの思いを励まし、わたしの心を夜ごと諭してくださいます」(詩編16編7節)。天のお父さまの深い励ましを夜ごと受け取って、新しい朝を迎えてみませんか。