2013年10月28日(月)知られざる神に

 ごきげんいかがですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
 新約聖書の使徒言行録の17章に、使徒パウロがアテネでした説教が記されています。そこでパウロはこう語り始めます。「アテネの皆さん、あらゆる点においてあなたがたが信仰のあつい方であることを、わたしは認めます。道を歩きながら、あなたがたが拝むいろいろなものを見ていると、『知られざる神に』と刻まれている祭壇さえ見つけたからです。それで、あなたがたが知らずに拝んでいるもの、それをわたしはお知らせしましょう。世界とその中の万物とを造られた神が、その方です」。(22-24節)

 ギリシャの町アテネには、様々な神々の像がいたるところにありました。そして、その中には「知られざる神に」と刻まれている祭壇さえあったのです。アテネの人たちは、自分たちがまだ知らない神がおられるかも知れないと思って、そのような祭壇さえ造ったのでした。そして、パウロはアテネの人たちが知らない、本当の神様を知らせましょう、天地万物を造られた神様について語るのです。

 わたしがキリスト教会の礼拝に初めて出席したのは20歳の頃でしたが、それ以前にも、わたしは漠然とですが神様はいるのではないかと思っていました。そして、キリスト教会の礼拝を通して、神様がどのような御方であるのかを知ることができたのです。真の神様は、天地万物を造られ、イエス・キリストを遣わされた、ただ独りの神様です。この神様をあなたにも知っていただきたいと願っています。