2014年7月20日(日)大きな森の小さな家〜日曜日の過ごし方〜

 いかがお過ごしでいらっしゃいますか。田無教会の安田です。
 子どもの頃に出会った、忘れられない小説に、ローラ・インガルス・ワイルダーの『大きな森の小さな家』シリーズがあります。

 思いもよらないような厳しい大自然の中で、丸太を切って家を建て、畑を作り、猟をして、助けあって生きる家族の生活は、読むだけでワクワクするものでした。
 そういう生活の柱には、日曜日がありました。冬の雪に閉じ込められている毎日の中でも、日曜日が来ると、メアリイもローラも、「下着からそっくり、いちばん上等のものにとりかえ、よそゆきの服を着て、髪にはあたらしいリボンを結んでもらいます」。
 ある日、すっかり日曜日が嫌になってしまったローラに、お父さんがお祖父さんの話をします。日曜日、昔は二時間ずっと座り続けて礼拝の説教を聞き、お昼ごはんの後には、日が暮れるまで『教義問答』の勉強をしたんだ、というのです。今の方がずっとむずかしくないんだよ。

 日曜日の礼拝が、この人たちの生活を作ってきたんだ、と思いました。そこには長い長い説教や、教義問答=カテキズムの勉強もある。ああ、僕も同じだ。そんなふうにして、自分の中にも日曜日の生活が、そっと根をおろしていったような気がします。

 今日、あなたもお近くの教会に行ってみませんか。時代を超えて、あなたを生かし、あなたの生活を形作る礼拝に参加してみませんか。聖書をとおして、イエスさまがあなたに語りかけてくださいます。