2015年3月8日(日)一番大切なこと

 いかがお過ごしでいらっしゃいますか。田無教会の安田直人です。
 『子どもと親のカテキズム』という小さな本が出版されました。夜寝る前に、小学生の息子と一緒に読んでいます。イエス様を知るための97の問いと答えが、小さな子どもにも分かる言葉で書かれていて、ありがたい本です。

 最初の問いは、こう始まります。「私たちにとって一番大切なことは何ですか」。

 大切なものなら、たくさんあります。息子に聞いてみます。「大切なものは、何だ」。「うーん、お友だち、ゲーム、おもちゃ、お母さん…」。きっと、もっともっとたくさんあるでしょう。
 でも「大切なこと」とは、何でしょうか。「もの」ではなく「こと」。「うーん、お父さんとお母さんの子どもであること、かな」。嬉しい答えですね。

 それでは「一番大切なこと」とは、何でしょうか。私たちの毎日の生活の中でも、たくさんある大切なことの中で、その日に一番大切なことが何か分かっていると、一日を過ごす順番が決まります。
 そのような意味で、私たちの人生の全体にとって、「一番大切なこと」とは何でしょうか。
 私は息子に言いました。「お父さんも、お母さんも、お前も、お姉ちゃんも、神さまの子どもだ。それが、お前にとって、一番大切なことなんだよ」。

 礼拝で、神さまの語りかけに耳を傾けてみませんか。きっと聞こえてきます。あなたがたは私の愛する子どもたち。よく来てくれたね。