2015年3月13日(木)送り出されて生きる

 いかがお過ごしでいらっしゃいますか。田無教会の安田直人です。
 息子と読んでいる『子どもと親のカテキズム』という、小さな本のお話しをしています。イエス様を知るための97の問いと答えが、小さな子どもにも分かる言葉で書かれていて、ありがたい本です。

 四番目の問いは、こういう問いです。「神さまの子どもとして歩む生活で、だいじなことは何ですか」。答えはこうです。「神さまが、ご自分の子どもとして集めてくださった教会の生活を大切にすることです。毎週主の日に神さまを礼拝し、祝福をいただき、世界に送り出されて神さまに仕えて歩むことです」。

 「世界に送り出されて」。いい言葉だな、と思います。私たちは、イエスさまが復活された一週間の最初の日、日曜日を、「主の日」と呼びます。この日に、天のお父さんである神さまが呼び集めてくださって、私たちは礼拝をささげます。神さまの御言葉を聞き、神さまを喜ぶのです。

 そして神さまは、礼拝から私たちを、世界に送り出してくださいます。今日から始まる一週間、あなたが背負うことになる重荷も、流すことになる涙もみな分かっている。その中に、あなたを送り出すのは私だ。私には、あなたの祈りと働きが、どうしても必要なのだ。でも私が、いつも一緒にいる。心配しないで、勇気を出して、一週間を歩みなさい。
 私たちは、神さまに送り出されて毎日を生きている、神さまの子どもです。