2015年6月17日(水)きわめて良いもの

 いかがお過ごしでいらっしゃいますか。田無教会の安田直人です。
 小学生の息子と一緒に読んでいる『子どもと親のカテキズム』という小さな本のことをお話ししています。イエス様を知るための97の問いと答えが、小さな子どもにも分かる言葉で書かれています。

 今日は、14番目の問いについてお話ししましょう。こういう問いです。「天と地を造られた、神さまの働きとは何ですか」。答えの中に、こういう言葉があります。「それは…すべてのものを、きわめて良いものとして造られた働きのことです」。すばらしいですね。
 
 子どもを愛している父親は、子どもが間違ったところに進んでいこうとしたなら、必死に止めます。悪いことをしてしまったら、代わりに謝りに行き、赦してくださいと頼みます。子どもたちが生きている地域や学校を少しでも良くしようと力を注ぎます。

 神さまは人間の父親にも増して、きわめて良いものとして造ってくださった私たちと、この世界とを、いつも心に留めておられます。この子どもが、私のところに戻ってきてくれるように、この世界が良いものとして回復されるために、何をしたらよいだろうか。そのために、誰が働いてくれるだろうか。
 そのために、神さまは、イエスさまをお送りくださいました。また、たくさんの働き人を起こして、今も働いておられます。あなたは、きわめて良いものとして造られた、尊いひとりなのです。