2015年9月28日(月) 罪とは何ですか

 いかがお過ごしでいらっしゃいますか。田無教会の安田直人です。
 小学生の息子と一緒に読んでいる『子どもと親のカテキズム』という小さな本のことをお話ししています。イエス様を知るための97の問いと答えが、小さな子どもにも分かる言葉で書かれています。

 今日は、20番目の問いについてお話ししましょう。こういう問いです。「罪とは何ですか」。どきっとする問いです。すぐさま、言い訳の言葉が生まれてきそうです。「誰だって罪人さ。だけど、少しは罪を犯しているかもしれないけれど、そんなに大きな罪は犯していないよ」。

 さて、そもそも聖書では、「罪」という言葉は、何を意味しているのでしょうか。答えを見てみましょう。「神さまの言葉に背くことです。神さまの言葉にひとつでも従わないならば、私たちは神さまの御前に罪人です」。そんなこと、考えたこともなかった。罪って、人と人との間に起こることだと思っていたよ。そういう人もいらっしゃるかもしれません。
 けれども、聖書ははっきりと、こう教えるのです。「罪とは、神さまの言葉に背くことです」。誰だって罪人さ。皆、知っていることです。でも、どのような意味で罪人なのでしょうか。

 神さまの言葉、聖書を読んでみませんか。そうすれば、あなたは、そこに罪人としてのあなた自身の姿を発見することができます。そして同時に、罪を赦されて、罪と離れて、生きる道があることも、発見することになるでしょう。