2016年1月31日(日) イエスさまはキリスト

 いかがお過ごしでいらっしゃいますか。田無教会の安田直人です。
 小学生の息子と一緒に読んでいる『子どもと親のカテキズム』という小さな本のことをお話ししています。イエス様を知るための97の問いと答えが、小さな子どもにも分かる言葉で書かれています。

 今日は、29番目の問いについてお話ししましょう。こういう問いです。「イエスさまは、どうしてイエス・キリストと呼ばれるのですか」。
 答えは、こうです。「『イエス』とは主は救い、『キリスト』とは油を注がれた方という意味です。むかし、預言者や祭司や王は油を注がれて、そのつとめにつきました。イエスさまは、聖霊によって油を注がれ、神さまによって完全な預言者、祭司、王として、救い主のつとめにつかれました」。

 「ふーん、キリストって、苗字じゃないんだ」。「そうなんだよ。お父さんも、小さい頃、苗字だって思ってた」。イエスさまは、私たちの本当の預言者、祭司、王として、来てくださったお方です。それで私たちは、イエスさまこそキリスト、イエス・キリストとお呼びするのです。

 日曜日の礼拝は、イエスさまが預言者として、私たちに語りかけてくださるとき。祭司として私たちのために執り成してくださるとき。王として、私たちの毎日を守ってくださっていることを教えてくださるとき。
 イエスさまが、ぜひとも、皆さんお一人お一人に語りかけたいと、待っておられます。今朝、お近くの教会の礼拝に出席してみませんか。