2016年2月1日(月) イエスさまは私の預言者

 いかがお過ごしでいらっしゃいますか。田無教会の安田直人です。
 小学生の息子と一緒に読んでいる『子どもと親のカテキズム』という小さな本のことをお話ししています。イエス様を知るための97の問いと答えが、小さな子どもにも分かる言葉で書かれています。

 今日は、31番目の問いについてお話ししましょう。こういう問いです。「預言者としてのイエスさまのお働きは何ですか」。答えの、途中から読んでみます。「(イエスさまは、)今も、教会の説教をとおして、また一人一人に聖書とお祈りを通して語りかけてくださいます」。

 予め言う者、と書いて、「予言者」と呼びます。でも、聖書の預言者は、預かって言う者、と書く「預言者」です。
 イエスさまは、ご自分のお父さんである、父なる神さまの御心が何かを、お語りくださいます。神さまの独り子であるイエスさまだからこそ、おできになるのです。またイエスさまは、ご自分が、私たちのために何をしてくださったか、聖霊を通して今何をしておられるのかを、お語りくださいます。

 礼拝の説教をとおして、また日々の生活の中で聖書を読んでお祈りすることを通して、今この時もイエスさまは、語りかけてくださいます。
 イエスさまご自身が、イエスさまとひとつにされて、神さまの子どもとされた私たち一人一人の生活の中で必要な慰め、励ましを語りかけていてくださいます。
 今日も聖書を開いて、イエスさまの御声を聞き取りたいと思います。