2016年2月5日(金) 主に結び合わされている私たち

 いかがお過ごしでいらっしゃいますか。田無教会の安田直人です。
 小学生の息子と一緒に読んでいる『子どもと親のカテキズム』という小さな本のことをお話ししています。イエス様を知るための97の問いと答えが、小さな子どもにも分かる言葉で書かれています。

 今日は、35番目の問いについての2回目のお話しです。こういう問いでした。「聖霊なる神さまは、どのようにして私たちに救いを与えてくださるのですか」。答えの後半はこうです。「その信仰を通して、私たちを主イエス・キリストに結び合わせて救いを与えてくださいます」。

 聖霊という神さまが、何よりも大切なこととして、私たちにしてくださることは、私たちを「主イエス・キリストに結び合わ」せることだ、というのです。

 イエスさまがしてくださった、ぶどうの木のたとえ話があります。イエスさまがぶどうの木で、私たちはその枝です。木から養分をたくさん頂いて、枝は実を結びます。
 救いとは、一言で言うと、イエスさまのお命に生きるということです。そんなことが、どうしてできるのでしょうか。聖霊という神さまが、私たちに信仰を与えて、イエスさまに接ぎ木してくださるのです。

 その時、イエスさまご自身が貫いてくださった父なる神さまへの愛、敵をも愛する隣人愛、またイエスさまだけがお持ちの永遠のお命が、また言い尽くすことのできないお恵みのすべてが、私たちの内に流れ込んできます。何と素晴らしいことでしょうか。
 あなたの今日の一日は、イエスさまと結び合わされた、豊かな一日です。