2016年7月7日(木) 命の水を貰いましょう

 いかがお過ごしですか。船橋高根教会の牧師の小峯明です。
 災害で断水すると、わたしたちの生活は立ち行きません。喉が乾くだけでなく、食事を作ることもできませんし、洗濯も出来ず、風呂にも入れなくなります。
 わたしたちが生きるためには水が必要です。体と生活に水が必要なように、わたしたちの心にも水が必要です。

 わたしたちの魂は、旧約聖書の言葉では「渇いたのど」という言葉に由来しています。その喉はいつも水を求めて乾く喉です。その言葉から、わたしたちの魂は、いつも乾いて水を求める魂として、考えられてきました。
 そのことにはあまり、気がついていないかも知れません。わたしたちには家族があり、団欒があり、友人があり、親しい者たちとの対話があるでしょう。そのように人間関係が良好であれば、わたしたちの魂の渇きはある程度、抑えられているかも知れません。
 けれども、わたしたちの魂は、神様から与えられる、命の水がなければ、本当の渇きは癒されません。
 なぜなら、わたしたちは神様に造られた存在だからです。わたしたちの渇きは神様によってしか、癒されません。ですからわたしたちの魂の渇きを癒すために、神様は主イエスを遣わしてくださいました。

 イエス様はわたしたちに命の水を与えてくださいます。それはイエス様が与える、と約束してくだった聖霊です。聖霊なる神は、わたしたちの心を開き、わたしたちがイエス様を理解して信ずることができるように導いて下さいます。
 命の水に譬えられた聖霊をいただきましょう。主イエスを信じて求めれば、わたしたちには豊かに聖霊が注がれて、飢え乾いた魂は癒されます。

 あなたの魂を配慮しましょう。イエス様が癒してくださいます。