2017年12月6日(水) 聖書の教える愛

 いかがお過ごしでしょうか。東京練馬の光が丘キリスト教会で牧師をしております、尾崎純と申します。

 聖書は愛について教えている書物ですが、聖書に記されているところの愛とは、どのようなものなのでしょうか。聖書は、愛とは道であると言っています。道というのは、そこを通ってどこかに行く、というものです。道はそれ自体は目的地ではありません。ただ、道を歩かないなら、どこにも行くことはできません。つまり、何をするに当たっても、愛をもってする、そうでなければ意味がない。愛とはそういうものだと聖書は言うのです。

 続けて聖書は、愛について箇条書きで定義していきます。これがもう、私たちの考える愛とは全く異なっています。聖書は、愛とは、具体的に何かをすることではなくて、マイナスのことをしないことであると定義しているのです。

 考えてみると、私たちは、マイナスの状況があるとマイナスのことをしようとする傾向があります。プラスの状況でマイナスのことをする人は少ないかもしれませんが、マイナスの状況になると、自分自身がマイナスに傾いてしまうことがあります。けれども、それをしない、相手が誰であっても、どのような状況であっても、プラスに踏みとどまる、それが愛だ、と聖書は言うのです。

 聖書の言う愛は、感情ではないのです。人間のあり方のことなのです。そしてそれは、キリストが私たちに示してくださっているものなのです。


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