2018年3月9日(金) わたしは甦りである

 いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。

 私たち人間にとって、どうにもならないことって、いくつもあります。平均寿命はずいぶんと延びて、100歳まで生きる人々は、そんなに珍しくない今日この頃です。それでも私たちは、どんなに長生きしてもやがて死にます。長生きをしないで病気や事故で死ぬこともあります。とにかく、どんな人でも生まれて来たからには、必ず死にます。これは、どうしようもないことです。

 死ぬことがあるので、私たちは愛する者との別れを悲しみます。いったん死んだらもう二度と、この世で愛する者と会うことはできません。死は、愛する者同士を引き離す、どうしようもない絶対的な力を持っています。

 誰もが、この「死の力」の前では無力です。どんなに抵抗しても、死を免れることはできません。しかし、一人だけ、死に打ち勝った方がいます。イエス・キリストです。約2000年前、イエス・キリストは私たちを死の恐怖から解放するために、救い主として来てくださいました。十字架にかかって死なれたのですが、死んで3日目に、甦られました。死の恐怖、死の力を、御自分の死と復活の力によって、イエス・キリストは打ち破ってくださいました。

 このイエス・キリストを私の救い主として信じる時、死んでも甦ることができるようにされます。キリスト教はこの「死からの復活」を固く信じ続けています。あなたもこの復活が本当にあるのか、ないのか。教会に行って御自分の心で探ってみてください。そして、復活を信じる人生を歩んでくださいますように。