2018年6月15日(金) マイナスもプラスに

 お元気にお過ごしですか。私は茨城県つくば市東、谷田部東中斜め向かい、筑波みことば教会牧師の小堀昇です。運転中の皆さん、どうぞ、セーフティードライブでお出かけください。皆さん朝のお忙しいひと時、少しお耳を傾けて頂けませんか。

 さて人生には、色んな事があります。何でこんな事が起こるんだろう、思ってしまうようなこともあります。しかし神様は、全てを働かせて益として下さるお方です。

 トルストイは民話「人は何で生きるか」を著しました。あるとき一人の天使が、地上に降りてきて、双子の赤ちゃんを産んだばかりの若い母親の命を奪うように神様から命じられます。ところが、父親を亡くしていたその貧しい家庭から母親まで奪ったら、子供達はどうやって生きられようと考えて、天使は神の命令に背きます。彼は罰を受けて、翼をもぎ取られて、人としてこの地上に住むようになりました。

 そして6年後、目の前に現れた一人のおかみさんと、双子の女の子の幸福そうな姿を見て、この天使は全てを悟るのです。母親を失ったあの双子の赤ちゃんは、後に子供を失った隣りの家に引き取られて、愛をいっぱいに注がれて育ちました。

 聖書は次のように語ります。
 「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。」(ローマ8:28)。

 私達の人生にも様々な事があります。一見、マイナスと思えるような事も沢山起こってきます。でも人生に絶望する必要はありません。イエス様が共にいてくだるならば、あなたのマイナスは必ず、プラスになるのです。イエスさまはいつもあなたの人生に、最善をなしてくださるお方です。