2018年11月20日(火)イエスさまに従うという道

 おはようございます。西鎌倉教会の大木信です。

 私たちは生きて行こうとするとき、自分の方向を定めるために色んなものをお手本にします。それは私たちが出来るだけ間違った方向に進まないための知恵でもあります。

 では人は、普通はどんなものをお手本にして進むべき道を見出すのでしょうか。先人の教えや習慣、しきたりと言ったものでしょうか。常識でしょうか。或いは、その時々の流れ、傾向と言ったものであるかもしれません。
 これらのものは、確かに無難なものかもしれません。実際に多くの人もその様にやっていますし、自らもこれまでやって来たとなれば間違いないと思いがちです。そしてこれらは軽んずることのできないものです。しかしこれらを、そもそもよく検討しないで、つまり鵜呑みにして、歩んでいたとしたらどうでしょうか。

 実はパウロという人も、かつて、イエスさまに出会う前は、それまで教えられて来たしきたりや習慣を熱心に守っていた人でした。しかし、イエスさまに出会い・救われてからは、これまでのしきたりや習慣には何の価値もない、イエスさまを知った故にこれまでのものを損だと思うようになりました。本当に生きるべき方向を見出したのです。

 この生き方は、私たちにとっても他人事ではありません。イエス様があなたもこの聖書に示されている生き方へと招いておられます。イエスさまと共に歩む道こそ従うべき道です。