2019年5月21日(火)試練を耐え忍ぶ者

 ご機嫌いかがですか、ひたちなか教会牧師小林義信です。
 本日のみ言葉は、ヤコブの手紙1章12節です。「試練を耐え忍ぶ人は幸いです。その人は、適格者と認められ、神を愛する人々に約束された命の冠を頂くからです。」

 皆さんは良くご存知でありますが、神様が初めてお造りになった私達人間は「エデンの園」の中で、何の不自由もなく、額に汗をかいて労働することなく過ごすことが出来ていました。それにも関わらず、あの蛇に姿を変えた悪魔の誘惑に掛かってしまい、罪に落ちエデンの園から追放されてしまいました。

 現代に生きる私達は、どうでしょうか、富や地位や名誉という誘惑にかられ、人としてしてはならないことをついつい犯してしまう者ではないでしょうか。そして後から後悔するという事が多いのではないでしょうか。そんな私達を赦して下さったのがイエス様です。彼のみ言葉を受け入れて多くの試みや誘惑を耐え忍ぶ者には、この世の富や地位や名誉とは全く関わりのない、神の御国の真の富と栄光を与えて下さると、あの十字架を通して約束して下さいました。そして、試みに打ち勝った者に命の冠を与えて下さいます。

 これは、信仰を守り通した者に与えられる唯一の褒章(ごほうび)でありますので、これを目指して努力して参りましょう。