2021年11月26日(金)今日は「なんにもしない」をしてみよう

 おはようございます。松戸小金原教会の三川です。
 最近、ため息の数が増えました。まだ30代に入ったばかりなのに、生活も充実しているのに、どうしてなのかと思いました。あなたもそんな時はありませんか?今の仕事に達成感を得ているけれども疲れが勝ってしまう。恋愛を楽しんでいるけれども面倒くさいと感じる方が多くなってしまう。社会的責任や人間関係が増えていくごとに、今の自分の生活に疲れを感じてしまうことがあります。また、周りの声やプレッシャーに心が押しつぶされてしまい、立ち行かなくなってしまうことがあります。

 この慌ただしい世の中にあって、知らず知らずのうちに、わたしたちは体や心に疲れを負っています。もしあなたもそういう一人であるならば、そのあなたには「『なんにもしない』をする」ということをお勧めします。これはディズニー映画『くまのプーさん』でクリストファー・ロビンが言うセリフの一部です。

 現代を生きる私たちは、「なんにもしない」ということがどんどん下手になっているかもしれません。車を運転している時、わずか数秒の赤信号を苛立ちながら待っていたり、電車に乗るとスマホをいじったり、何かをしていなければ、何も成すことができないと言わんばかりに、わたしたちは「なんにもしない」ができません。

 聖書の神は、その現代人に向かってこう呼びかけます。「あなたの重荷を主にゆだねよ 主はあなたを支えてくださる。主は従う者を支え とこしえに動揺しないように計らってくださる。」(詩編55:23)あなたはその重荷を全ておろしてよいのです。自分が何かしなければと焦らなくてよいのです。すべてを主なる神にゆだねてよいのです。聖書の神は「『なんにもしない』をする」そのあなたの人生を永遠に揺るがないものとしてくださいます。