2008年5月24日(土)魂の休み

おはようございます。今朝のお目覚めは如何ですか?白巻教会牧師の白津景蔵です。
現代社会はストレス社会だと言われます。わたしは時々ギリシャ語の「カタルシス」と言う言葉を耳にします。浄化とか排泄、吐き出すと言う意味で使われますが、あなたは時には全てを忘れ去り、洗いざらい心の中にたまったものを全部吐き出し、すっきりした気持ちになり心の大掃除をしたいと願うことはございませんか?

多くの人々は自分に合ったやり方で気分転換や発散を試みます。しかしその効果は一時的で永続的なものはなく、周期的に気分転換や発散の繰り返しを求めざるを得ない状況に置かれていますね。

「疲れた者、重荷を負うものは、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう」と新約聖書マタイによる福音書11章28節は語って、私達をキリストのみもとに導き、魂の休みを与えようと約束しておられます。
私達は複雑に入り組んだ社会機構の中で絶えず心に傷や痛みを負っています。重荷にあえぐ私達に、柔和と謙遜なキリストは慈愛のみ手をさしのべて、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげようと静かにあたたかく迫って下さっているのです。