2008年8月23日(土)決して廃れない言葉

 おはようございます。盛岡教会の久保田証一です。
 今の世の中、次から次へとたくさんの本が出版されています。そのような中で、時代を超えて読まれていく本がどれほどあるだろうか、と本屋さんに立ち寄った時に思うことがあります。その時代を映し出すものとして、その時代の人を楽しませ、益となればよし、という書物もあることでしょう。

 それに対して、何世紀にもわたって読み継がれてきた書物があります。
そのような多くの書物がある中で、天地を造られたまことの神様は、聖書という書物を通して語ってこられました。神様は、目に見えないお方です。しかし神様は、古来多くの預言者たちを通して語ってこられました。そして様々な出来事を通して、本当に神様がおられること、生きて働いておられることを示してこられました。こうして人々は、姿は見えなくとも確かに神様がおられることを信じてきたのです。

 今、私たちは神様の声を直接耳で聞くことはなくても、聖書を通して十分に聞くことができます。聖書は、生きておられるまことの神様の存在を証ししています。聖書の言葉は人間から出たものではないので、決して廃れることがありません。
 イエス・キリストは次のように言われました。

「聖書が廃れることはありえない。」ヨハネによる福音書10章35節