2009年8月22日(土)小さな者の価値

おはようございます。仙台カナン教会の吉岡です。
イエス・キリストはこう言われました。

「これらの小さな者を一人でも軽んじないように気をつけなさい。」

普通私たちが重んじて価値を置くのは、外見においても内面においても魅力のある人、価値を持っている人、自分にとって有用な人、社会的にも影響力のある人です。そしてその価値基準は、私たちにとってとても自然に思えます。

けれども、イエス・キリストは小さな者を軽んじないようにと言われました。社会や自分にとって、あるいは教会にとって、有用な人、重要な人、影響力のある人ではなくて、むしろそうでない人が神様にとっては重要で、大事な人なのだとおっしゃいました。
小さな者を大事にするということは、非常に具体的な問題です。小さな者とは、文字通り私たちが小さいと見ている人のことです。取るに足らない、もっと言えばあの人には価値がない、有害だ、居ない方が良いとまで考えてしまう人のことです。

しかしイエス・キリストは、その最も小さな一人を愛して、何より大事にしてくださいます。ここに、ただ無条件の、深い愛があります。