2010年4月3日(土)イエスが声かけられたマタイ

お早うございます。仙台教会の元牧師の須藤正治です。
マタイ福音書9章9節から13節までにある御言葉を二回に分けてお話します。

イエスがガリラヤ湖畔の町を通過しようとしたとき、今で言う税務署の出張所で仕事をしているマタイを見かけられたというのです。これがイエスとマタイとの出会いです。すると突然イエスはマタイに向かって、「私に従いなさい」と言われたのです。ふつうならば、マタイは驚いて、「どうしてそんなことを言われるのですか」と尋ねるところ、何も言わずに立ち上がって、イエスに従ったのです。これもまた驚きですね。

さらに驚くべきことは、そのマタイはユダヤ人たちが嫌って罪人と呼んでいる人々を招いて、食事会を開いたのです。親友がほとんどいないマタイにとって、人々から尊敬されているイエスに声をかけられ、「従え」、つまり弟子となれと言われたことは、考えられないほど嬉しかったのでしょうね。言い換えれば、マタイ自身は生まれ変わったのです。

マタイがイエスによって変えられたように、あなたも聖書の言葉を信頼して読み、学んでいれば、きっと神によって変えられる時がきます。いつですか。それが今日です。