2011年7月23日(土)傍らに立ってくださるお方

 いかがお過ごしでいらっしゃいますか。ラジオ牧師の山下正雄です。

 新約聖書が書かれたギリシア語で、「慰め」のことを「パラクレーシス」と言います。もともとは「傍らに呼び出す」という言葉から来ています。誰かを自分の側に呼び出すのは、自分を助けてもらうためです。その結果、励まされたり、慰められたりということを経験します。そして、そのように誰かの傍らに呼ばれて来る人を「パラクレートス」と言います。
 今、世の中では盛んに「寄り添う」ということの大切さが強調されています。上から目線で「頑張れ」と叱咤激励するのでもなく、ただ、遠くからよそよそしく「頑張ってくださいね」と声をかけるのでもない。その人の気持ちを理解して、その人と同じ目線で必要なものを考え、その人と同じ歩調で歩む、そういう人間同士の関係を「寄り添う」と表現するようです。何かギリシア語の「パラクレーシス」(慰め)という言葉を連想してしまいます。

 イエス・キリストはご自身が寄り添ってくださるお方ですが、寄り添ってくださる助け手を別に送ってくださると約束してくださいました。

 今朝の言葉…「わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者(パラクレートス)を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。」ヨハネによる福音書14章16節