2013年10月12日(土)八重と新島襄

 お早うございます。仙台めぐみ教会の魚本です。
 富谷町の鈴木さん。前、放送を聴いて電話をしてくださってありがとうございます。
 「八重の桜」の八重の夫になる新島襄が、造り主のことを分かり、目からうろこが落ちたそうです。アメリカに密出国し、明治維新後、日本に戻り、最初の日本人牧師になります。八重と結婚し、同志社大学の創立にかかわります。

 「初めに、神は天地を創造された。」(創世記1:1)は、聖書の中の有名な出だしです。
 しかし、キリストに関して、同じことが書かれています。造り主の「ことば」です、とあります。わたしの言葉がわたしの心を表すように、キリストは見えない神を分かるようにしてくださったのです。つまり、人間になる前から、天地の造り主だったのです。

 「初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった…すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもない。」(ヨハネ1:1,3・新改訳)とあります。
 心が温まる個性に満ちたケセン語訳聖書です。
 「初(はスィ)めに在ったのァ、神様の思いだった。思いが神様の胸にあった。その思いごそァ神様そのもの。神様の思いが凝(こご)って、あらゆる物ァ生まれ、それ無(な)スィに、生まれだ物ァーヅもねァ。」
 これが八重と襄が信じた造り主です。