2015年6月6日(土) イエスとは一体どういう方なの?

 おはようございます。お変わりありませんか?
 きょうの御言葉は、マタイ福音書4章23節の「イエスはガリラヤ中を回って、諸会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え」たという御言葉です。

 この御言葉から推察すると、イエスは「教師」、ユダヤ教の教師の一人のように見えます。
 ヨハネ福音書に、ユダヤ人で議員をしていて、ファリサイ派という宗派に属していたニコデモが、夜そーっとイエスを訪ねて来た時に「ラビ」と呼んでいます。ラビとは教師という意味です。

 では、イエスは何を教える教師だったのでしょうか。マタイ福音書の4章17節によると、「悔い改めよ。天の国は近づいた」と言って宣べ伝え始められたとあります。
 つまり、罪の悔い改めと、天国が近づいたという二つのことを教えようとしておられたことが分りますね。

 天国は神が永遠に生きて住んでおられる都なので、イエスは私たちにも義と聖と真実を求められます。このため、私たちには、神に己の罪を悔い改めて、罪を赦していただくよう祈り願いなさい、と教えてくださったのです。
 罪を赦してくださるイエスに感謝しましょう。