2015年8月1日(土) 神との平和

 おはようございます。今月この番組を担当します仙台教会の風間義信です。どうぞよろしくお願いします。一年の中で最も暑い時を迎えておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

 今月はちょうど戦後70年となりました。それだけに平和について深く考えることが多くあります。イエス・キリストはヨハネによる福音書14章27節で次のように言われました。「わたしは、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える」。

 平和について聖書が語る第一のことは、イエス・キリストの十字架の死によってもたらされた神との平和です。この神との平和は、イエス・キリストを罪からの救い主と信じることによって、私たちが罪の支配から解放されることです。このためにキリストはご自分を犠牲にされて、道を開いてくださいました。

 そこまでしなければならないほど、人の罪の力は大きなものです。心の内に潜んでいるねたみ、憎しみは時には力を誇り、相手を敵とみなして大きな争いごとに発展していきます。そして、民族や国の対立が戦争へと向かって行きかねません。それだけに人の心が平和であることが求められます。
 神との平和は、人の心を罪の支配から自由にするものですから、争いや戦争の原因の最も深いところに届くものです。
 このひと月、神との平和を求めていく時としたいと願っています。