2015年9月12日(土) 天の父に祈ろう

 お早うございます。昨晩はよく寝られましたか。仙台教会の首藤です。

 ルカ福音書5章12節(〜13節)には、イエスが重い皮膚病にかかった人を『清くなれ』という言葉をもって癒されたことが記されています。この主イエスの不思議な業を見聞きした人々は、驚きと喜びと期待を込めて、うわさにしたので、そのうわさは瞬く間に広がりました。

 すると、貧しい人々が大勢、「病気を治してもらいたい、教えを聞きたい」と言って、主イエスのもとに近づいてきました。いつもの主イエスだと、病気の人、困っている人を見ると、ただちに助けられたのにもかかわらず、この時は、そうされませんでした。
 なんと、人里離れた場所に退き、天の父に祈り始められました。余りにも大勢の人々が悩み苦しみ困っているのをごらんになって、憐れに思われて、天の父に祈られたのでした。

 主イエスは、このように絶えず天の父に祈られ、悩んでいる人、苦しんでいる人、飢えている人のために、祈られる方なんです。主イエスは、この世の罪と偽りに絡みつかれて困っている私たちの、祈りにこたえてくださる方です。その主イエスに、祈りましょう。