2015年10月24日(土) 祈り−神様と共にいる

 おはようございます。仙台市、鈎取にある、仙台カナン教会の國安です。
 最近、スマートフォンや、インターネットの普及によって、人と人との関係が希薄になっているように思います。
 ある子どもは、誕生日に母親から「何がほしいか」と聞かれたところ、「プレゼントはいらないから、その日一日は、自分と一緒にいてほしい!」こう頼んだそうです。子どもにとって、親と一緒にいて時間を過ごすことが、何より必要なものだったんですね。

 これは親子の関係だけではなくって、神様と私たちの関係にもあてはまるかもしれません。私たちには神様と共にいる時間が必要です。神様も私たちと共にいることを願っていらっしゃいます。

 有名なマリアとマルタのお話しの中で、イエス様はお教えになりました(ルカ10:38-42)。マルタは、イエス様のために一生懸命働きながら、心に不満と怒りを抱えていました。反対にマリアは、イエス様の足元でイエス様のお話しに聞き入っていました。イエス様は、マルタではなく、マリアの態度を褒められました。
 マリアのように、イエス様に聴こうとする態度こそ、神様と共にいる人の姿です。これは祈りの基本とも言えます。

 今日も祈りの中で、神様と共にいる時間を大切にしましょう。今日も祈るあなたに、神様の導きがありますように。