2017年2月25日(土) 綱引きの新たなユニフォーム

 ご機嫌いかがですか。宇都宮教会代理牧師の豊川修司です。
 今月の「東北あさのことば」は、人の心には2つの心があり、善いことを選ぶ心と悪いことを選ぶ心がいつも「綱引き」をしていることをお話してきました。でも、その綱引きは主イエスを知り、信じることによって、善いことを選ぶ心が勝利するのです。しかし、主イエスを知ろうともしないで、悪を選び続ける心が支配しているなら、事件は減るどころか増加の一歩をたどるでしょう。
 たとえば、虐待、いじめ、暴力、中傷、詐欺などは後を絶ちません。この連鎖を断ち切るためには、善いことを選び取る心に変えられる以外に方法はありません。

 それは、心を新たにされて自分を変えて頂くことです。
 新約聖書ローマの信徒への手紙12章2節「あなたがたはこの世に倣ってはなりません。むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。」とあります。
 この世とは神に背いた生き方であり、悪を選びとる危険の多い生き方です。そうではなく、善いことを選び取る新しい生き方を優先し、聖書の神が最も喜ばれる生き方を選ぶ人生を選択されることを望んでいます。

 人生には絶え間なく心の綱引きが押し寄せます。心にキリストという新しいユニフォームを着て、闘い続けてください。