2017年4月1日(土) 新約聖書の祈り・主の祈り

 おはようございます。もう春ですね。仙台教会の首藤です。
 今月は、「新約聖書の祈り」についてお話しします。
 新約聖書の祈りで、第一にお話しすべきことは、やはり、「主イエスの祈り」ですね。

 ルカ福音書11章によると、イエスの弟子たちが、洗礼者ヨハネが弟子たちに祈りを教えていたのを知って、主イエスに私たちにも教えてほしいと自発的にお願いして、教えられたのがこの「主の祈り」でした。

 主の祈りで大切なことは、第一に、この祈りを献げる方を、「天の父なる神」と明確に呼びかけることです。誰か分からない方に祈るのではないということです。

 第二に、神賛美によって始めることです。祈りといえば、つい自分のこと、自分たちのことを祈りたいと考えますが、そうではなく、神の栄光を先ずほめたたえます。

 第三に、私たちの願い、それもこまごましたことでなく、
  肉体的に必要な、日用の糧を、
  信仰的に必要な、罪の赦しを、
  社会的に必要な、誘惑からの救いを祈ります。

 私たちも、主イエスが下さった「主の祈り」を毎日献げましょう。