2017年11月11日(土) イエスとは、どういう方なのか(2)

 お早うございます。仙台教会の元牧師、首藤正治です。
 今朝はマタイによる福音書の1章22節の御言葉で示されている「預言者を通して言われていたことが実現するためであった。」とは、何を意味するかをお話しします。

 この預言は実際に、旧約聖書イザヤ書7章14節にあります。
 「見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ。」と。

 預言者イザヤとは、西暦前700年頃に活躍したイスラエルの預言者で、地中海からペルシャ湾までの広い王国アッシリアに捕囚されたイスラエルの民に、信仰の立ち返りと救いのメッセージを届けました。

 イエスは誕生の700年も前に、その生涯と使命が定められている方、ということになります。このことからも、主イエスは神の人、いや神の子だと理解できますね。この主イエスが、私たちの救い主であられるとは、なんと幸いなことでしょう。
 聖書のことばを通して、もっともっとイエスを知り、イエスに近づこうではありませんか。