2018年10月27日(土) 宗教改革のモットー

 お早うございます。魚本マーレーです。

 時代の流れを痛感します。美智子皇后も麻生元総理もカトリック育ち。眞子様も佳子様も国際基督教大学入学。「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産登録は政府が申請しました。

 私はプロテスタントですが、100年前シアトルに移民した祖父母は大分県出身ですので、先祖にはキリシタンもいたかも知れません。

 500年前、宗教改革が起こり、五つのモットーが強調されました。「キリストのみ」「聖書のみ」「恵みのみ」「信仰のみ」「神にのみ、栄光あれ」と。また皆が聖書を読み、自分の国語で読むことでした。

 数年前の話です。余命3か月と宣告されたら、どの本を読みたいですか、というアンケートでした。驚くところ、日本人の4割は「聖書」と答えたそうです。

 幕末維新の動乱の中、人生の羅針盤として聖書を読み始めていたサムライが沢山います。西郷隆盛の座右の銘「敬天愛人」(天を敬い、人を愛する)は、聖書の教えを反映しています。勝海舟はアメリカから帰国後、東京の自宅で「耶蘇教講義所」を開いたのです。龍馬の姉も母もクリスチャン。

 聖書に「主の名を呼び求める者は皆救われる。」(ローマ10:13より)とあります。
 有難うございます。