2007年1月14日(日)悔いのない人生を送るためには

おはようございます。高知教会の久保浩文です。
一昔前、「不確実性の時代」という言葉が流行ったことがあります。この言葉は、アメリカの経済学者ガルブレイスという人の書いた本に由来しています。私達を取り巻く生活循環は日夜、大きく変化しています。経済変動、技術革新等、日進月歩の勢いで目まぐるしく動いています。どれ一つとして不動にして確かなものはありません。私達もこのような社会情勢の中で時代の波に弄ばれながら生きています。多くの人にとって、確かなことと言えば、毎年自分自身の誕生日が来ると年齢を重ねて行く、ということぐらいです。
しかし、多くの人は、ただ徒に年齢を重ねるのではなくて、充実した人生、悔いのない一生を送りたいと願っています。では、どうすれば充実した、喜びに満ちた人生を送ることができるのでしょうか。

神の言葉である聖書には、「青春の日々にこそ、お前の創造主に心を留めよ。苦しみの日々が来ないうちに。『年を重ねることに喜びはない』という年齢にならないうちに。」と記されています。創造主、つまり神は、全てのものの創造者であられ、私達人間も例外ではなく、神に創造されたもの、なのです。私達の存在は、創造主であられる神に全く依存しており、私達が生きていることの意味も、神を知ることによって明らかになるのです。
一口に人間といっても、十人十色、各々、人格を持ち、個性があるように、創り主であられる神は、私達人間一人一人に異なる人格と個性と、他の人には見られない才能などを与えておられます。ですから、私達が創造主なる神をいつも心に留めて、思い起こして、人格的な交わりをもつことが、充実した生き方への道だ、と聖書は勧めるのです。

よく、「自分らしさ」とか「その人らしさ」という言葉を耳にしますが、それは、その人が自分に与えられている才能とか個性に逆らわず、むしろそれを充分に活かして伸び伸びと生きている姿なのではないでしょうか。そして、そういう人は、自分に与えられている才能にさらに磨きをかけるために一層の精進と努力に身を傾けることでしょう。

ですから、将来への様々な夢と希望を胸に抱いている青少年の方には特に、一日も早く、あなたの創り主であられる神を知り、信じていただきたいと思います。そして、神様がお与えになられているいろいろな可能性と夢に向かってチャレンジして欲しいのです。あなた方の前に広がっている時間を空しく費やさないために、今この時にこそ、あなたが造られた目的と、あなた自身の将来と人生について深く考えていただきたいと思うのです。神様と対話をしながら、一歩一歩ではあっても、着実で悔いのない第一歩を踏み出して欲しいと願っています。途中でもし道に迷ったり、行き詰まったりしたときは、もう一度、神のもとに立ち帰ることをお勧めします。聖書に、「あなたの御言葉は、わたしの道の光、わたしの歩みを照らす灯」と記されています。また、神の子イエス・キリストは、「わたしは世の光である。わたしに従う者は暗闇の中を歩かず、命の光を持つ。」とあなた方を招いておられます。今日これからの人生、長いかは短いかは誰にもわかりません。しかし、神の光に導かれて歩む人生が空しく終わることはない、これだけは確実に言えることなのです。