2011年7月31日(日) 神様からのプレゼント(2)-孫の代までも

 おはようございます。南与力町教会の山脇栄子です。先週に続き、今週もまた皆さまにお目にかかれることを大変嬉しく思います。

 南与力町教会で嬉しい出来事がありました。男子高校生のA君が信仰を告白し、洗礼を受けたことです。女性が多く若い男性が少ないといわれる教会において、A君の洗礼式は神さまの祝福の豊かな恵みに感謝する一日となりました。
 A君のお母さんもおばあさんも清和学園の卒業生です。現在このA君の妹さんが三代目として清和学園に通学しています。妹さんが清和学園に入学したことをきっかけに、A君は妹さんとお母さんと三人で教会に出席するようになりました。若い高校生の胸には神さまのメッセージが力強く届いたのでしょう。本当によく決心しました。そしてその後、お母さんも信仰を告白しました。おばあさんは清和学園在学中に橋本牧師から洗礼を受けていましたので、三代続けてのクリスチャンが生まれたことになります。

 聖書には「主イエスを信じなさい。そうすればあなたもあなたの家族も救われます」と書かれています。神さまはなんと素晴らしいプレゼントを用意してくださっているでしょうか。主イエスを信じることにより、あなたもその家族も救われると約束してくださっています。
 ダウド先生が二人の子どもを引き取って教育を始めてから、清和学園の歩みも110年が経ちました。明治・大正・昭和・平成という歴史の流れの中で、大きな戦争がたくさんあり、食べるものも着る物も十分でない時代を乗り越えての110年は、今の私たちが頭の中で考えることができない困難なことがたくさんあったことと思います。特に戦争中にキリスト教主義の学校を運営していくことは大変であったとよく聞かされました。十分な食料も無く、思想の自由も奪われた中で、清和学園で学ばれた方々は、神さまの愛に導かれ全国でそれぞれの歩みを続けられていることでしょう。
 終戦の年に生まれた私は、バスも通っていない山の中の小さな村から、村長さんの娘さんも行っている学校だからと親の許可を得て、清和学園に入学し、初めて手にする聖書と讃美歌を口ずさんだ感動は未だに忘れることが出来ません。そして清和学園で働くことを許され、充実した毎日を過ごすことが出来ました。今は退職して、学園の外から清和学園に集う一人ひとりのことを祈っています。
 一人の若者が教会に愛を運んだその後ろには、おかあさんやおばあさんの祈りがあったこと、そして、神さまは不思議な方法で私たちを導いてくださることを覚え、本当に感謝しています。

 讃美歌234番には「昔、主イエスの播き給いし、いとも小さき生命の種、芽生え育ちて、地の果てまで、その枝を張る木とはなりぬ」とあります。小さな小さなからし種の一粒が、大きな木となり、生命の種が地の果てまで届けられ、各地で実を結ぶように、小さな信仰が次の世代、また次の世代へと受け継がれていくことの素晴らしさを、その家族を通して感じました。清和学園で青春の日々を過ごし、神さまの愛を身に受けた卒業生の皆さま、またこの放送をどこかで聞いてくださっている方々、どうか、お近くの教会に足を運んでください。教会は、あなたを歓迎し、生命のパンのお話をしてくださることでしょう。神さまは、本当に不思議な方法で私たちを導いてくださいます。そのことを覚えて、教会で皆さまにお会いできる日を楽しみにしております。
 最後に聖書のローマの信徒への手紙10章の中から、一箇所、お読みしたいと思います。「実に、人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです」。今日も聖書を読み、祈りのある生活を送っていきましょう。