2008年8月5日(火)あなたとわたしの生きてる時間 ヘリコプターペアレンツ

子供たちには嬉しい夏休み。でも親たちには大変な毎日。「早く2学期が始まってほしい!」と叫んでいるでしょうか?親子で一緒に「与えられたいのちの時間」を大切に使いたいですね。
さて、先月から「ドクターヘリ」がドラマ化されましたね。身近にこのお仕事をしている方がいて嬉しそうに教えてくれました。以前から高速道路での突然の事故などで、「負傷者を運ぶより先に現場にドクターがヘリで駆けつけてくれる」、そんな時代になるようにと尊い命を救うために努力されています。また、今年起きた大地震でもヘリは大活躍です。
ところが困ったヘリもあるとのこと、それは「ヘリ親」といわれるヘリコプターペアレンツ。よくいわれる「モンスターペアレンツ」は和製英語だそうですね。「ヘリ親依存型シュガー社員」なんて言葉もあるそうですよ。そこで、私も身近な中学生たちに聞いてみました。すると、やはり「すべて親が決定する」という過保護な生き方の友人がいるとのこと。1週間はすべて管理され、どこにも自由な時間はない、そんなお話を聞くと、次々と起こってしまう悲しい事件のことも思い出します。まさに子供が墜落するような現実の事件。それが自分のところではなく隣人の敷地に墜落してしまっては…。
アメリカも日本も、中国も韓国も、世界のいろいろな国々に同じような親子がたくさんいるようです。あなたの身近なところにも?

人間は、神様によって造られ、いのちを与えていただいて生きています(創世記1:27、2:7)。いのちの息を吹きいれられて生きている人間。神様からいただいたかけがえのない親子の関係が、豊かに育まれますように。親子関係もイエス様による本当の救いを必要としているのですね。  くまだなみこ